吉野家はなぜ食券制ではないのか

こんにちは!

今日は、先日ふらっと立ち寄った「吉野家」で感じた、ちょっとした気づきについて書いてみようと思います。

何に気づいたのかというと、「そういえば、吉野家って食券制じゃないんだな」ということ。

牛丼チェーンって、松屋などは入り口に食券機があって、先に購入してから座るスタイルが主流ですよね。

それに慣れていると、吉野家のように「席に座ってから注文→食後に会計」という流れがちょっと新鮮に感じたりもします。

最初は「これは追加注文をしてもらいやすいようにしてるのかな?」と思ったんですが、ちょっと気になって調べてみたら、どうやらそういう単純な理由でもないようです。

実は、吉野家は「“接客の質”に力を入れている」という背景があるんだそうです。

つまり、「食券」よりも「人によるオーダー」のほうが、

・お客様との会話が生まれる
・細かなニーズに対応できる
・店舗のホスピタリティを感じてもらいやすい

といった、サービス面での価値を高めるために、あえてこの形式を採用しているとのこと。

たしかに、注文時に「ご一緒に○○いかがですか?」と聞かれたり、ちょっとしたやりとりがあったりすると、なんとなく人の温度を感じる場面ってありますよね。

もちろん、食券には食券のメリット(効率性、時短、ミス防止など)がありますし、それを選ぶお店が多いのも納得できます。

でもその中で、あえて非効率とも思えるスタイルを選んで、“接客”という人の力で勝負している姿勢は、日本っぽくていいなと感じました。

なんでも効率が正義、みたいな時代の中で、こうした「あえて手間をかける選択」をする企業があるというのは、ちょっと考えさせられますよね。

そんな感じで、今日は吉野家に行って改めて気づいた「食券がない理由」についてのお話でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

株式会社アリウープにおいて、副業コミュニティの運営・イベント企画・物販事業を担当している24歳。

社歴は高校新卒で入社してから今年で6年目。

担当業務においては【ギネス世界記録への挑戦】【大型の花火大会】【高級ホテルでの表彰式】を全て手掛けるなど様々な経験をしており、それらの裏話なども取り上げていきます。

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