こんにちは!
今日は、先日ふらっと立ち寄った「吉野家」で感じた、ちょっとした気づきについて書いてみようと思います。
何に気づいたのかというと、「そういえば、吉野家って食券制じゃないんだな」ということ。
牛丼チェーンって、松屋などは入り口に食券機があって、先に購入してから座るスタイルが主流ですよね。
それに慣れていると、吉野家のように「席に座ってから注文→食後に会計」という流れがちょっと新鮮に感じたりもします。
最初は「これは追加注文をしてもらいやすいようにしてるのかな?」と思ったんですが、ちょっと気になって調べてみたら、どうやらそういう単純な理由でもないようです。
実は、吉野家は「“接客の質”に力を入れている」という背景があるんだそうです。
つまり、「食券」よりも「人によるオーダー」のほうが、
・お客様との会話が生まれる
・細かなニーズに対応できる
・店舗のホスピタリティを感じてもらいやすい
といった、サービス面での価値を高めるために、あえてこの形式を採用しているとのこと。
たしかに、注文時に「ご一緒に○○いかがですか?」と聞かれたり、ちょっとしたやりとりがあったりすると、なんとなく人の温度を感じる場面ってありますよね。
もちろん、食券には食券のメリット(効率性、時短、ミス防止など)がありますし、それを選ぶお店が多いのも納得できます。
でもその中で、あえて非効率とも思えるスタイルを選んで、“接客”という人の力で勝負している姿勢は、日本っぽくていいなと感じました。
なんでも効率が正義、みたいな時代の中で、こうした「あえて手間をかける選択」をする企業があるというのは、ちょっと考えさせられますよね。
そんな感じで、今日は吉野家に行って改めて気づいた「食券がない理由」についてのお話でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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