こんばんは!
最近、相次いで人気作品がTCG(トレーディングカードゲーム)化しています。
TCGといえば、遊戯王、マジックザギャザリング、デュエル・マスターズ、ポケモンカードなどなど、まだまだ無数に存在しています。
そんな中、最近このTCG業界に漫画作品が参入してきています。
例えば、約2年前にはONE PIECEのTCGが発売開始、今年5月には名探偵コナンのTCGも発売が開始されました。
なぜ、TCG業界に漫画作品が次々と参入してくるのでしょうか?
そこで今回は、「TCG化ブームの裏側」を掘り下げていきたいと思います。
なぜ今、TCG化が増えているのか?
僕自身、5歳の頃からデュエル・マスターズで遊んでいて、今まで約20年間に渡り、数々のTCGで遊んできました。
それこそ、最近話題の「ワンピースカードゲーム」でも遊んでいました。
20年弱ユーザーである僕個人の考察ではあるのですが、直近のTCGブームは「ポケモンカード」が引き起こしたものだと思っています。
おそらく、誰しもが2〜3年前に「ポケカバブル」という単語を聞いたのではないでしょうか。
ポケカバブルと呼ばれていた時期には、ポケモンカードの値段が釣り上がり、1枚で数万〜数千万円まで高騰したことがありました。
それも、「ピカチュウなどのモンスター」のカードでは無く、ポケモンに登場する女の子キャラクターのカードが主に高騰しており、1パック(160円)から10万円ほどのカードが出るなんてことが実際に起きていました。
また、高騰するということは供給が需要に追いついていないということ。
供給が追いつかず、次第にパックは売り場から消え、転売などが横行する始末になってしまいました。
それがトリガーとなり、色々なカードゲームでも数枚限定で番号やサインが入ったカードなど、希少性の高いカードを登場させ、一時はTCG業界全体が良い意味でも悪い意味でも盛り上がっていました。
また、カードはその時の需要で価格が変動する時価であるため、希少性のあるカードは投資対象としても注目が集めております。
今、容易に手に入るカードであれば、数百〜数千円ほどの値動きしかしませんが、コレクター向けの希少なカードであれば、年月が経てば経つほど数万〜数百、数千万と値が上がっていきます。
実際に人気ユーチューバー「HIKAKIN」が、5000万円のポケモンカードを購入したことが一時話題になりました。
これにより、投資家も参入する市場となり、それに乗じて、女の子キャラクターや、人気キャラクターが元々多い「漫画作品」が参入してきた、と考えています。
と、TCG市場では、商品の供給が需要を上回ることで希少価値が生まれ、値段の動きが顕著に見られます。
こうした現象が、投資目的やコレクション需要を促進し、ビジネスとしての成長に直結しているんですね。
というわけで、今回は「TCG化ブームの裏側」を考察してみました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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