こんにちは。
今日は、最近流行っている「退職代行」について、なぜ流行っているのか考えてみたいと思います。
退職代行といえば、「もう自分じゃ会社に辞めるって言えない…」という人の代わりに、第三者が退職の手続きを全部やってくれるサービスです。
ここ数年で一気に認知が広がって、いまや“選択肢のひとつ”として普通に語られる時代になってきましたよね。
僕としては「退職などの形式的なものは自分で言ったほうがいいんじゃないかな」と思ってしまうタイプなのですが、とはいえ、どんな環境にいてもそれができるかと言われたら、そうでもないのかもしれません。
やりたくないことにこそ、需要が集まる
たとえば、家事代行とか、運転代行とか、最近は「代行サービス」って本当にいろいろありますよね。
・部屋の掃除はしたくない → 家事代行
・酔っ払って車を運転できない → 運転代行
・重い荷物を買いに行くのめんどくさい → 買い物代行
・ちょっと面倒な人と連絡取りたくない → 連絡代行
最近だと、謝罪代行、墓参り代行、果ては“並び代行”みたいなものまで出てきていて、「自分がやりたくないけど、誰かがやってくれるなら助かること」に、ちゃんと市場があるんだなと思わされます。
退職代行も、結局はその延長線上にあるんですよね。
若い世代ほど「自分のストレスを減らすためにお金を払う」感覚
退職代行の利用者を見てみると、20代〜30代の若い世代が多く、特に男性の利用率が高いそうです。
背景としては、「退職を伝えるのが怖い」「精神的にしんどくて連絡ができない」などが挙げられています。
昔は「気合でなんとかする」みたいな文化もあったと思うんですが、今の世代は「ストレスの少ない選択肢を選ぶ」という考え方が当たり前になってきているのかもしれません。
退職代行のように、ただラクをするためじゃなくて、「精神的負担を減らしたい」「トラブルを避けたい」といった気持ちから生まれるサービスは、今後もどんどん増えていきそうですよね。
今回は退職代行が流行る理由について考えてみました。
今の時代、「できればラクしたい」と考える人は多いと思うので、代行ビジネスってまだまだ可能性があるジャンルなのかもしれませんね。
今日は、そんな「退職代行」から見える、現代のニーズについて考えてみました。
それでは本日は以上です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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