こんにちは!
最近、霜降り明星の粗品さんが審査員を務めた「ytv漫才新人賞」が話題になっていましたよね。
僕もリアルタイムで見ていたわけでは無いのですが、粗品さんの審査はかなり衝撃的でした。
今の賞レースでは、90点が当たり前のように並ぶ採点が主流になっていますが、粗品さんだけは70~80点台を連発。
「これは単にキャラ作りのためなのか?」と思いきや、実際の審査コメントがものすごく説得力のあるものだったんです。
粗品さんの審査が話題になった理由
① 「必ず褒める」ことを徹底していた
まず最初に芸人の良かった点をきちんと評価していました。
② 「ここをこうすればもっと良くなる」というアドバイスが的確
ただダメ出しするのではなく、具体的にどうすればもっと面白くなるかを説明していたんです。
審査を受けている芸人さんも、納得の表情を浮かべていました。
③ 予選ラウンドもしっかりチェック済み
ネタに対して「これは予選ラウンドでもやっていたので…」といった発言もあり、ちゃんと事前に目を通しているのがわかりました。
その上で的確なアドバイスをしていたので、説得力がさらに増していました。
このように、審査員という立場を完璧にこなしていました。
しかも、ただ審査(評価)するだけでは無く、しっかりとした理由付きでアドバイスされていました。
例えば、相手の独り言を拡大解釈するネタを行なった「タチマチ」には、81点の点数と共に、↓のようにコメント。
「羅列タイプのネタ。
羅列をやるなら手数を増やすか、何かカブセを入れて作品感を出すか、フォーマット自体を見たことないのにするか。
ただ、ラウンド3でやっていたネタだったのでお客さんが見たことあって若干割り引かれたのが惜しかった」
と、このように具体的にアドバイスをされていました。
粗品さんの審査を見ていて、もし自分が後輩にアドバイスをする立場なら、こういう伝え方を参考にしたいと思いました。
・まずはしっかり褒める
・改善点を具体的に伝える
この2つを意識するだけで、相手にとってプラスになる言葉が伝えられるのではないかと感じました!
今回の審査を通して、粗品さんが単なる「毒舌キャラ」ではなく、本気で漫才を考えている人なんだというのがよくわかりました。
こういう審査員が増えたら、このような賞レースの価値ももっと上がるかもしれませんね!
本日は以上です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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