こんにちは!
先日までアニメで放送されていた、大人気漫画「推しの子」。
配信されていたアニメを最後まで見たら、続きが気になってしょうがなくなってしまい、続きの漫画をポチってしまいました^^;
推しの子自体、最初は「変な切り口のアイドル漫画」かと思っていたのですが、蓋を開けてみると、サスペンス要素や現代社会を投影した展開が幅広く取り入れられてる作品でした。
今回は、そんな「推しの子」で学んだことについてお話ししていこうと思います。
簡単にあらすじを解説すると、この作品は「主人公が推していたアイドルの子に転生する」という物語。
ただ、母親となったアイドルはストーカーによって殺されてしまいます。
その真犯人を突き止めるべく、推しの子となった主人公は母の復讐を誓い、芸能界へ進む物語です。
犯人を特定する考察要素だけでなく、
・芸能界へ進むストーリー
・実際に芸能界に入ってからの裏側のストーリー
も楽しめる作品となっています。
具体的には、恋愛リアリティ番組で起こるSNSの誹謗中傷、恋愛スキャンダルを追う週刊誌などさまざま。
中でも今回惹かれたストーリーは、アニメ2期で放送された「東京ブレイド編」。
このストーリーは、「推しの子」の世界で人気の漫画「東京ブレイド」の2.5次元舞台に主人公が俳優として出演するという物語。
漫画原作の舞台ということは、当然、漫画の原作者と舞台の脚本、プロデューサーは異なります。
劇中劇「東京ブレイド」という作品では、大物脚本家が脚本を書いていたのですが、そもそも漫画数話分を数時間に納めなければいけない舞台という場では、削らなければいけないセリフやシーンも多々。
そうして出来上がった作品に原作者が激怒、舞台直前にも関わらず脚本はやり直しという展開になります。
ただ、原作者は、舞台側の事情や、舞台でしか出来ない表現などを知らなかったのです。
その点を説得させ、なんとか脚本が出来上がり、舞台は大成功。
だいぶ後半を端折りましたが、ざっとこのようなストーリーです。^^;
脚本家の方は気の毒だなぁ、と思っていましたが、結果的には両者ハッピーエンドだったので良かったです。笑
今回の「東京ブレイド編」を通して感じたのは、現代社会において分業におけるリスペクトがいかに重要かということ。
漫画の原作者、脚本家、舞台スタッフなど、それぞれの役割が異なる中でリスペクトが欠けていると、作品は成り立たなくなります。
これは現実の社会でも、専門分野や役割が違う人たちが一緒に働く場面は多いので、どんな仕事にも通じることだと思います。
僕も、大きなプロジェクトを行なう際は、様々な分野の方と仕事をするので、いかなる時もリスペクトの精神を忘れずに、取り組んでいきたいですね。
というわけで、「推しの子から学んだ現代社会」のお話しでした!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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