こんにちは!
今日は、ブログでも何度か話題にしている「マクドナルドの企業戦略」について、またひとつ気になることがあったので紹介したいと思います。
というのも、先日マクドナルド公式X(旧Twitter)で公開されたキャンペーン映像「なげっと’15(フィフンのティーン)」がSNSでかなり話題になっていました。
出演していたのは、元乃木坂46の伊藤万理華さん。
実はこれ、乃木坂46の2013年発売のシングルに収録されていた、伊藤さんの個人PV「まりっか’17」をセルフオマージュした内容なんです。
僕も学生時代はなかなかのドルオタだったので、このニュースはちょっとグッとくるものがありました。
映像では、先生風の衣装を着た伊藤さんが、当時の映像を再現しつつ、「まりっか’17」の替え歌「なげっと’15」を唄うといったもの。
これだけでも懐かしさに熱くなる内容ですが、驚いたのは、なんと当時の制作スタッフが今回のために再集結していたという点。マクドナルド公式Xでも、その感謝の言葉が綴られていました。
SNS上では「復活…」「これは涙出る」「タイムスリップした気分」「学生時代思い出した」といった声が続々と上がっていて、ちょっとしたお祭り状態でした。
ここで面白いなと感じたのは、マクドナルドが「乃木坂46のファン層」という非常に広い層に向けて、あえて“ニッチ”な切り口から訴求しにいってるということ。
「まりっか’17」を知っている人って、おそらく10年以上前からのファン。
つまり、そのファン層は現在20代~30代になっている可能性が高く、マクドナルド的にも「社会人になっても買ってほしい世代」です。
そこに、「なつかしさ」「エモさ」「記憶」を持ち出すことで、単なるナゲットのPRではなく、ファンの感情にしっかりフックするようなアプローチをしているとわけです。
ちなみに、SNSでの反応を見る限り、こうした文脈を理解している人ほど熱狂していて、それが話題性やバズにもつながっていた印象でした。
マクドナルドって、どこかで「全国どこでも変わらない味と価格」という安定感を持ちながらも、こういうカルチャー寄りの仕掛けを定期的に入れてくるのが本当にうまいなと思います。
というわけで、今回は久しぶりにドルオタ時代の記憶が蘇るような、ちょっと熱くなってしまう話題でした!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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