こんにちは!
今日はコメダコーヒーに来たのですが、メニューで「グラクロ」という名前を見つけました。
これはグラタンの「グラ」とコロッケを意味するクロケットの「クロ」を略してグラクロとなっているものですが、この名前を見たとき、真っ先に思い浮かんだのは冬の定番「グラコロ」。
でも、この「グラコロ」というのはマクドナルドの商標なんです。
実は、こうした商標の取り方やネーミングの工夫って、私たちが普段何気なく使う商品やサービスの裏にある、大事な戦略なんです。
グラコロ vs グラクロ
「グラコロ」といえば、毎年冬になると登場するマクドナルドの人気メニュー。
実はこの名前、マクドナルドが商標登録しているので、他の飲食チェーンが使うことはできません。
そこで登場したのが、今回の「グラクロ」。
中身はコロッケの中にグラタンが入っているという「グラコロ」と同じ作りなのですが、こちらでは商標に引っかかってしまうためクロケットとして販売しています。
マックのグラコロは全体的にしっとりした作りになっているのに比べ、コメダ珈琲のグラクロは、バンズも程よく焼けていて、サクサクとした食感でした。
また、コメダ珈琲といえばの「逆写真詐欺」。
メニューの写真を遥かに超えたボリュームで食べ応え満点でした^^
本家グラコロも、コメダのグラクロも、どちらも良さがあって美味しいです。
商標の大切さ
商標は、消費者が「これってあの会社のものだ」と瞬時に分かる大事なサイン。
もし商標がなければ、名前を真似した商品が次々に登場し、ブランドの価値が下がってしまう可能性もあります。
今回の「グラクロ」も、「グラコロ」を思わせる名前で興味を引きつつも、違う商品として独自性を確立しています。
こうした商標を意識した戦略が、ブランド作りには欠かせないポイントなんですね。
今回、コメダの「グラクロ」を通して、商標の大切さについて改めて考えるきっかけをもらいました。
日常の何気ない商品名の裏には、企業の知恵や戦略が詰まっています。
他にも気になるネーミングを見かけたら、その背景を辿ってみるのもいいかもしれませんね。
それでは本日は以上です!
最後までお読みいただきありがとうございました^^
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