こんにちは!
本日は、今朝目にした記事で、新潟県三条市のメーカー「アーネスト」が販売している“ハサミ型シュレッダー”という商品が紹介されていました。
この商品、もともとは「刻み海苔を簡単に作れるハサミ」として売り出されたものだったそうですが、驚くほど売れなかったそうなんです。
そこで商品を見直した際、「紙を細かく裁断する」という機能に注目し、「個人情報保護用シュレッダー」という用途を切り口に売り出してみたところ……なんと、大ヒット!
累計100万本以上も売れる商品になったそうです。
今日は、「切り口ひとつで商品の可能性が大きく変わる」というお話をしたいと思います。
見方を変えるだけで生まれる価値
この「切り口を変えるだけで販売数が桁違いになった」というエピソードは、マーケティングのお手本のようですごく面白いですよね。
もともとの商品自体は何も変わっていないのに、「誰のための商品なのか」を再確認し、伝え方を工夫するだけで、まったく違う売り方をすることができるんです。
ハサミ型シュレッダーの場合、シュレッダーという大きな機械を買わずとも、ハサミのサイズで「個人情報を守れる」という付加価値がついています。
さらに、テレビでの紹介やSNSや口コミの力も後押しして、「こんな便利なものがあるんだ!」という情報がどんどん広まっていったことも、成功の大きな要因だったそうです。
と、今回はハサミ型シュレッダーのエピソードから、「切り口の価値」をテーマにお話ししてきました。
身の回りにあるものや、日常の中でふと思いつくアイデアを「少し違う視点」で見てみると、意外な価値や可能性が見えてくるかもしれませんね。
それでは、本日は以上です!
最後まで読んでいただきありがとうございました^^
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