こんにちは!
今日は、最近飲食店でよく見かけるようになった「配膳ロボット」についてお話ししていこうと思います。
ここ数年で、一部のファミレスなどを中心に、料理を運ぶロボットが導入されることが増えてきましたよね。
猫型のロボットが「ニャー」と鳴きながら料理を運んできたり、シンプルなカート型ロボットが黙々と配膳をこなしていたり・・。
最初は珍しくて話題になっていましたが、今ではすっかり見慣れた光景になりつつあります。
配膳ロボットの導入には、人手不足の解消や人件費の削減といった大きなメリットがあります。
実際に、ある飲食チェーンでは、配膳ロボットを導入することで1店舗あたり年間数百万円の人件費を削減できたというデータもあります。
たとえば、アルバイトスタッフ1人を時給1,100円で1日8時間、週5日雇うと、月の人件費は約18万円、年間で216万円ほどになります。
これを配膳ロボットで補うことで、大幅なコストカットが実現できるわけですね。
ただ、一方で僕が気になっているのは日本ならでは「おもてなし」の部分。
日本の飲食店といえば、店員さんの細やかな気配りなどが、配膳ロボットが増えることで接客の機会は減っていくのかもしれません。
もちろん、配膳だけをロボットに任せて、接客や会計はスタッフが対応する形も多いですが、将来的には完全無人の飲食店も増えていくかもしれませんね。
利便性を取るか、人の温かみを残すかというのは今後の飲食業界の課題になっていきそうですね。
というわけで今回は、「配膳ロボットと日本のおもてなし文化」についてのお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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