こんにちは。
最近、明らかに「ゲーム原作の映画」が増えていますよね。
昨年は「スーパーマリオ」の映画がめちゃくちゃヒットしましたし、今年では「マインクラフト」の映画が公開12日間で23億円突破というニュースもありました。
もはやたまたまヒットしたというレベルではなく、トレンドとして定着しつつあります。
しかも、マリオやマイクラって「そもそも映画に出来るようなストーリーあるの?」って思うようなゲームだったりしますよね。
それでも、映画として成り立ってしまうというのが今っぽいところで、「ゲームの世界観に没入できること」が大きな魅力になっているようです。
まるでプレイヤー自身がゲームの中に入り込んだような感覚。
IMAXや4DXが流行っているように、「観る」というより「体験する」という新しい映画の楽しみ方に変わってきているのかもしれません。
僕自身もマインクラフトはプレイ経験があるので、あのブロックの世界がどうやって映像になるのか気になりますし、正直ちょっと観てみたいです。
子ども向けかと思いきや、あの世界観に没頭する大人も多そうですよね。
もうひとつ面白いなと思ったのが、この流れの背景にある「製作の主体の変化」です。
昔はゲームメーカーが映画をプロモーションの一環として作っていたのが、最近では映画業界の側が新しいものを生み出すためにゲームを選んでいるという点。
つまり、ゲームが映画に“使われている”のではなく、ゲームそのものが映画の中核として扱われるようになったということです。
この辺は、アニメや漫画の実写化ブームにも少し似ていて、熱量のあるファン層が世界中に存在しているという点で、ゲームという素材が非常に魅力的なんでしょうね。
ストーリーが薄くても、ファンが共感する「世界」があれば作品として成立する時代ですから、これは映画のマーケティングにも大きく影響してきそうです。
マーケティングの考え方も「ヒットするゲームを映画化する」から「映画化しやすいゲームを企画する」という順序に変わっていく未来もありそうです。
ということで、今日は「ゲーム映画」が増えているという話題から見えた、映画業界のちょっとした変化について書いてみました。
気づけば映画も、どんどん「体験型コンテンツ」になってきている気がしますね。
それでは、本日は以上です!
最後までお読みいただきありがとうございました^^
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