こんにちは!
今日は「想像力ありきのキャッチコピー」の話をしていきたいと思います。
というのも、先日広告で見かけた「羊のいらない枕」というキャッチコピー。
この言葉、ぱっと見ただけで意味がすっと入ってきました。
羊を数える=眠れないという連想から、羊がいらない=すぐ眠れる枕、という構図が自然に浮かびます。
よく眠れるとか快眠といった直接的な表現を使わずに、それでも内容が伝わりますし、このシンプルさと発想の転換が本当に見事だなと感じました。
面白いのは、読む人の頭の中で勝手にストーリーが補完されるところです。
羊を数えている自分と、すぐ眠れる自分が同時に浮かんできます。
最近は機能や特徴をそのまま伝える広告が多いですが、このキャッチコピーは、言い切らないことで想像を引き出しているんですよね。
それがかえって印象に残るというわけです。
改めて、コピーライティングは情報ではなく感覚を伝える技術なんだなと思いました。^^
それでは本日は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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