こんにちは!
今日はちょっと触れるべきか迷った話題ですが・・最近ニュースで見かけた「備蓄米」の活用について、感じたことを書いてみたいと思います。
というのも、最近“古古古米”なんてワードがXなどでも話題になっていて、聞き慣れない響きながらも、どこかインパクトのある言葉ですよね。
そして今回、その備蓄米を活用する形で、コンビニ各社が「ヴィンテージ米」なるお米を使用したおにぎりを販売するとのこと。
対象は2022年産・2023年産のお米で、それを使ったおにぎりを通常より安く提供する予定なんだそうです。
このニュースを見て、正直「うーん」といろんな感情が湧きました。
まず、こうした取り組みの背景には「備蓄米の消化」という目的があるんだと思いますが、それにしても“ヴィンテージ米”というネーミングは少し背伸びしすぎな印象…。
おそらくはポジティブな印象を持たせる意図だったと思うのですが、逆に「ちょっと強引かも?」と感じてしまう部分も。
たしかに、安さを求める人にとっては選択肢の一つになるのかもしれません。
でも、そもそもそういった層の方々が、コンビニで毎回おにぎりを買うかというと・・ちょっと疑問が残ります。
また、SNS上では「味がいまひとつ」「食感が違う」といった声も出ていて、いくら価格が下がったとはいえ、あえて選ぶかどうかは人によるのかなという印象です。
個人的には、おにぎりがあまりに“質より価格”になってしまうなら、いっそパンを選ぶかなと思ったりもしています。
食の好みは人それぞれですが、やはり“美味しさ”という最低ラインを超えていないと、買い続ける理由が見つからないですよね。
こういう話題を見ると、「誰のための商品なのか?」「どんな人が嬉しいのか?」というターゲット設計の難しさをすごく感じます。
マーケティング視点で見ても、価格だけでは動かない層が増えている中、こうした施策の着地がどこにあるのか、ちょっと気になってしまいました。
もちろん、食品ロスを減らすという観点や、備蓄品の有効活用という社会的な意義は大事だと思います。
ただ、それをどう伝えるか、どう届けるかで受け取られ方がガラッと変わる。今回の件は、そういった難しさがすごく表れているような気がします。
ということで今日は、「備蓄米」を活用したおにぎりの話題から、ちょっとマーケティング的な視点で気になったことを書いてみました。
それでは本日はこのへんで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント