こんにちは!
今日は、昨日のエイプリルフールに見かけた「エイプリルフールを逆手に取った企業戦略」について見ていきたいと思います。
毎年、4月1日になると、XなどのSNSでは、さまざまなエイプリルフールネタが投稿されますよね。
最初は「えっ!?」と驚くのですが、すぐに「・・・あ、エイプリルフールか」と気づき、ちょっと残念に思うこともしばしば。
しかし、今年はそんな気持ちを良い意味で裏切る企業が続出しました。
なんと、エイプリルフールのジョークとして発表した商品が、実際に発売されるという戦略です。
まずは、亀田製菓の「ハッピーターン」。
今年のエイプリルフールに「辛ターン発売」という投稿が話題になりました。
これには驚かれた方も多かったはず。
しかし、この投稿を見た瞬間、「あ、今日は4月1日か・・・」と落胆した人もいたかもしれません。
ところが、実はこの「辛ターン」、本当に発売決定となりました笑
エイプリルフールのネタだと思わせておいて、実は現実になるという”二段構え”の仕掛け。
ネタばらしの投稿面白かったです^^
こうなると、「嘘だと思ったのに!」「絶対買う!」という反応が生まれていて、商品への期待感が一気に高待った感じがしますよね。
次に、コーヒーブランドの「KEYCOFFEE」と、ゲーム・アニメを手がける「Key」のコラボ投稿。
これも、かなりテイストの異なるコラボなので、「エイプリルフールネタかな?」と思わせつつ、実はしっかりとしたコラボ商品を仕込んでいたというパターン。
ファンの間では、「これはガチで欲しい!」と大盛り上がり。
さらに、銀座コージーコーナーが発表した「飲むカスタード」。
「~本物かマヨっちゃう!?~ 飲むカスタード」というキャッチコピーと、マヨネーズ風の容器からカスタードを絞る動画がSNSで話題になっていました。
「これは流石に嘘感が強いな・・」と思っていたら、これも実際に発売されるというサプライズ。
と、何個かエイプリルフールでの戦略を行なっていた企業を取り上げてみました^^
どれもエイプリルフールならではの巧みな手法ですよね。
最初に期待を持たせて、次の瞬間に「やっぱり嘘か…」とガッカリさせる。
しかし、そこから「実は本当でした!」と明かすことで、再び感情を盛り上げるという感情のジェットコースターを作り出しています。
これはまさに、子どもの頃に「この嘘、本当だったらいいのになぁ」と思った気持ちを、大人になっても体験させてくれる手法。
最初に「えっ!?」と興味を引き、次に「なーんだ嘘か」と落胆させ、最後に「実は本当でした!」と驚かせる。
企業としては、SNS上での拡散力も狙えるし、商品への期待感も高められる、一石二鳥のマーケティング手法と言えますね。
このような国民的行事を逆手に取ったマーケティング、うまく活かしていきたいですね!
それでは、本日は以上です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント