こんにちは!
今日は、毎年の恒例イベントになっている「名探偵コナン」の映画について、少しマーケティング目線で考えてみたいと思います。
実は僕も毎年欠かさず観に行っていて、今回の「隻眼の残像」もばっちり観てきました^^
長野県警というコアな部分を取り上げている映画でしたが、敢助や高明の掛け合いがカッコよかったですね。
その際のブログはこちら↓

そこでこんなことを思いました。
「なんでコナン映画って、こんなに毎年ヒットするんだろう?」と。
ただの人気シリーズというだけでは、ここまでのロングヒットは難しい気がします。
調べたり考えたりしているうちに、「これはマーケティング的にもすごく上手い構造になってるな」と思ったんです。
まず一つは、「GW=コナン」というブランド化。
公開時期がゴールデンウィークと重なることで、「毎年春に観に行くイベント」として定着してるんですよね。
“定点リピート行動”が自然に生まれていて、これが長期的なリピーターを生んでいる。
それに加えて、「毎年キャラが違う」「毎年テーマが違う」というバリエーション戦略も絶妙ですよね。
黒の組織系だったり、警察系だったり、怪盗キッドだったり、ファンの間でも「誰が来るか」を予想するのがひとつの盛り上がりになっていますよね。
SNSでは、「来年はどのキャラがメイン?」「舞台どこ?」みたいな投稿が自然と話題化していて、これが宣伝にもなってるんですよね。
あとは、「1年ごとの完結型」という構成も大きいと思います。
普段コナンを観ていなくても、“映画だけ”なら観に行ける。
シリーズものだけど、ライト層も取り込める設計になっているのが強いなと感じました。
つまり、
・年間行事としての位置づけ
・コンテンツのバリエーションと話題性
・コアファンとライト層、両方に対応した設計
このあたりの設計が、ものすごく綺麗にハマってるのがコナン映画の強さなのかなと感じました。
しっかり仕掛けがあり、戦略があるという身近なことからも学べることって多いですね。
それでは、今日は以上です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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