こんにちは!
近年、物価上昇に伴い、色々な企業が値上げをせざるを得なくなってきています。
「物価は上がるのに賃金は上がらない」というようなテーマは、今やテレビを付ければどこかしらの局ではやっているといった国内の大きい問題になってきていますよね。
そんな中、「値下げはしない宣言」をした企業があります。
皆さんご存知の「サイゼリヤ」ですね。
もちろん、この宣言には「流石サイゼリヤ」「国民の味方」などの賞賛の声が多かったです。
その一方で、最近Xでこのようなポストを見かけました。
5万件近い「いいね」もついており、賛同の声も多いように感じます
この投稿を見て、僕も少し考えさせられました。
値下げしない宣言をしたサイゼリヤでは、価格据え置きの努力をしている反面、メニューの削減や内容の変化を指摘する声も目立つようになってきました。
ここで指摘されているフランスパンのように、以前は定番だったメニューが消えていたり、サービスが有料になっていることに気づく人も多いようです。
「値段をキープしてほしい」というニーズと「以前の満足感を維持してほしい」というニーズの間で企業が葛藤していることが、こうした変化に表れているのかもしれません。
今回はそんな消費者の感情のバランスについて、掘り下げていきたいと思います。
値上げと価値のバランス
改めて考えたいのは、「値段が据え置きである満足感」と「商品の満足感」が必ずしもイコールではないという点です。
価格が変わらないことに安心感を覚える人もいれば、値段が多少上がっても質や選択肢の充実を求める人もいるはずです。
例えば、飲食店のメニューがシンプルになったり、一部のアイテムが無くなったりすることで「質が落ちた」と感じる場合、値下げしない姿勢そのものが裏目に出る可能性もあります。
その結果、顧客満足度が低下してしまうというリスクも否めません。
僕自身、直近ですごく「値上がり」を感じたのは、マクドナルドのチーズバーガーです。
5年前までは130円程度だったと思うのですが、最近は200円と約53.85%も値上がりしています。

ただ、この時チーズバーガーの値が据え置きとされていた時に、味が薄くなっていたり、ピクルスが無くなっていたりなどが起きると、一定の満足感ダウンに繋がってしまいます。
このように、値下げ(値上げをしない選択)とその商品の満足感のバランスはとても重要なように感じます。
今回は値下げをしないことと商品の満足度のバランスについて取り上げました。
どうしても原価や人件費の高騰によって、昔の値段のままでは厳しくなっているのが、今の日本の現状です。
お客さんの声を聞きつつ、商品の質と値上げについて、向き合っていく必要がありますね。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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